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海洋プラスチックごみ問題の真実 (DOJIN選書: 86)
マイクロプラスチックの実態と未来予測 - 著者:
- 磯辺 篤彦 著
- 内容紹介
- 目次
- 追加情報
2019年,大阪G20サミットで「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が示され,2050年までに海洋プラスチック汚染ゼロ目標が合意された.なぜ海のプラスチックは問題とされるのか.また,海洋プラスチック問題で言及される「マイクロプラスチック」とはどのようなものなのか.本書は,2007年から海洋ゴミの研究を始めた著者が,海洋プラスチック汚染の実態,マイクロプラスチックが生物に与える影響などを,科学的な根拠に基づき丁寧に解説する.さらに,海洋プラスチック汚染低減のために何ができるか,真摯な言葉で提言する.
はじめに
第一章 海洋ごみの現状
漂着ごみを空から測る/漂着ごみを定点監視する/海岸の漂着ごみは何日で入れ替わるのか/海洋ごみはプラスチックごみ/一番多い漂着ごみは/誰が捨てるのか
コラム1 太平洋を越える震災漂流物
第二章 プラスチックごみの何が問題か
プラスチックごみによる景観汚染/景観汚染だけではない/不機嫌な海鳥たち/絡まるプラスチック/プラスチックの船に乗って/汚れたプラスチック(一)/汚れたプラスチック(二)
コラム2 研究成果を市民に伝えること
第三章 漂流するマイクロプラスチック
マイクロプラスチックとは何か/マイクロプラスチックの発見/マイクロプラスチックの観測/マイクロプラスチック観測の限界/マイクロプラスチックを作る海の仕組み/日本周辺はマイクロプラスチックのホットスポット/南極から日本へ/船の日常/浮遊マイクロプラスチックの南北分布/消えたプラスチック
コラム3 マイクロプラスチックの単位
コラム4 世界初は心臓に悪い
第四章 マイクロプラスチックの何が問題か
誤食されるマイクロプラスチック/最悪のシナリオ(一) ―化学汚染物質―/汚れたマイクロプラスチックは生態系の脅威となるか?/最悪のシナリオ(二) ―粒子毒性―/粒子毒性は生態系の脅威となるか?/割れる見解/五十年後のマイクロプラスチック/予測の限界 ―小さなマイクロプラスチック―
コラム5 予防原則について
第五章 私たちにできること
最後は一パーセントが残る/生分解性プラスチックへの懸念/プラスチックを選んだのは/解決へのアプローチ/挑戦できる未来に送るエール
コラム6 海岸でマイクロプラスチックを観察しよう
おわりに
参考文献
- 出版社:
- 化学同人
- 判型:
- B6
- ページ数:
- 192ページ
- 本体価格:
- 1600円
- ISBN:
- 9784759816860
- 発売日:
- 2020年 08月 04日
