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科学読み物   

星屑から生まれた世界

進化と元素をめぐる生命38億年史

著者:
ベンジャミン・マクファーランド 著  渡辺 正 翻訳 
  • 内容紹介
  • 目次
  • 追加情報

かのグールドは偶然性にとらわれ,生命のテープを再生しても人類(ホモ・サピエンス)が現れる可能性はゼロに近いとみた.けれど著者は,生物が使える元素は地球の地質史が決めたため,何度テープを再生しても,進化はほぼ同じ道をたどると主張する.多様な分野の視点と先人の研究を踏まえれば,地球に生命が生まれ,体内のしくみを洗練してきた道筋の理解には,化学の原理つまり元素(エレメント)と周期表がカギだと解く――さまざまな要素(エレメント)が交錯する壮大な進化の物語が,謎解きのような面白さで描かれる.

1章 ヒ素を使う生物?(特殊な湖水/ヒ素に立ち向かう微生物/2011から2012年にかけての追試/他)
2章 細胞の中(細胞のような人工物/三つの言語/リンP,酸素O,硫黄Sの活躍/純金を捨てる生物/他)
3章 元素と地球と月の誕生 ―― 137~45億年前(周期表の成り立ち/不思議な世界/元素の誕生/他)
4章 三重点の惑星 ―― 45~38億年前(運命を分けたもの/飛び散った火星の海/タイタンの生命?/他)
5章 命のゆりかご:化学のヒント ―― 38~36億年前(新しい石,古い岩/ほぼ「いきなり」の誕生/他)
6章 噛み合う歯車 ―― 36~30億年前(血の滝をつくる生物/微生物の共同生活/連係プレイ/他)
7章 太陽のリスクと恵み ―― 30~20億年前(オレンジの地球,ピンクの湖,虹の川/虹を仕上げたマグネシウム/他)
8章 一歩後退,二歩前進 ―― 20~6億年前(鉄さびの大量生産/酸素の破壊力/生命の樹を変えた酸素/他)
9章 酸素が起こした生命爆発 ―― 6~1.5億年前(裂けた大陸,溶ける岩/四つの出来事,三つの解釈/他)
10章 呼び戻された4元素 ―― 6~0.6億年前(動物の能力アップ/タンパク質の整形師/出入りする正電荷/他)
11章 生物社会の進化と化学 ―― 1.5億年前~現在(集団生活という進化/自然を「創造」した意識/他)
12章 進化の化学物語(生物進化という科学/ハックかジムか?/化学に従う生物学/他)

ベンジャミン・マクファーランド
Benjamin McFarland

出版社:
化学同人
判型:
四六
ページ数:
408ページ
本体価格:
2800円
ISBN:
9784759819519
発売日:
2017年 12月 19日
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